荒木豪税理士事務所

相続税の申告を税理士に依頼すべき理由を解説

相続税の申告を税理士に依頼すべき理由を解説

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相続が発生した際には、多くの方に相続財産の額に応じた相続税が課税されます。
そして相続税の申告は相続人が行わなければなりませんが、税に関する知識が必要であるため、一般的には税理士に依頼するケースが多いです。
本記事では相続税の申告を税理士に依頼すべき理由について解説していきます。

相続財産の評価

相続税の計算を行うには初めに、相続財産の評価が必要です。
相続財産は、プラスの財産とマイナスの財産が存在し、不動産、預貯金、株式、生命保険、債務、ローン、未払金など多岐にわたります。
こうした財産の価値を正確に評価することは非常に難しいです。

例えば、不動産の評価は公示価格や路線価などといった不動産鑑定特有の要素を考慮して評価を行うため、専門的な知識が必要です。
他にも家財類であっても資産性が認められる場合は相続財産として認められますが、その基準の判断も難しいです。
こうした難しい相続財産の評価を税の専門家である税理士へと依頼することで、適切な評価額を算出し、申告漏れや延滞といったトラブルはもちろん、相続税の払いすぎを未然に防ぐことができます。

適切な特例・控除の判断

相続税には、様々な特例や控除が存在します。
これらを適切に活用することで、相続税の負担を軽減することができます。
しかし、これらの特例や控除を適切に判断し、活用するには専門的な知識が必要です。
税理士は、こうした特例や控除に関する知識を持ち、所持する相続財産や家族構成などから、適切な適用を判断できます。

例えば、住宅に関する控除や生命保険金の特別控除などを適用することによって、1000万円以上の課税対象額を削減することもできます。
こうした特例や控除を適用に活用するためにも、税理士に依頼すべきであるといえます。

相続税の計算・申請を代行してもらえる

相続税の申告は、自分で申告書を作成して提出しなければなりません。
また、納税の有無にかかわらず、基本的には申告書を提出しなければなりません。

相続税の計算は【相続財産の評価額の合計-(基礎控除額+特例や控除の合計額)>0】となれば、相続税の納税が必要となり、金額に応じた税率を掛け合わせることで最終的な納税額が決定します。

相続税の計算は複雑であり、それぞれの要素の金額を算出するためにも税に関する知識が求められます。
したがって、適切な申告を行うためには専門的な税の知識を有する税理士に依頼すべきといえます。

また、税理士に依頼することで、相続税の計算や申請を代行してもらえます。
他にも、税理士は税務署とのやり取りも代行してくれるため、直接税務署と交渉・会話する手間を省きたい、不安があるという方も安心です。

相続に関するお悩みは荒木豪税理士事務所にご相談ください

荒木豪税理士事務所には、相続に詳しい税理士・行政書士が在籍しております。
自分にあった相続方法を知りたい、今からでも出来る相続税対策を知りたい、相続税の申告代行の費用を知りたいなど相続について気になることや疑問点がある方はお気軽に一度ご相談ください。